リフォームっていくらかかるの?ローンも使える?「見積もり」って難しそう、などなど。いざリフォームするとなると、お金のギモンがいっぱい。そこで、これだけ知っておけば大丈夫、という常識をこっそりあなただけに教えましょう。
リフォーム費用は、「材料費」+「工事費」で決まります。
材料費とはリフォームに使われる設備と建材、つまりキッチンやバス、配管器具、電気設備、床材、壁紙などの費用のことです。
一方、工事費は手間賃つまり人件費のことです。手間賃はふつう1日一人当たりいくらという計算がなされます。一人が3日かけて行う工事と二人が3日かけて行う工事では、単純計算をすれば、後のほうが2倍の手間賃がかかるということになります。実際にはその職人さんの日当によっても左右されます。
憧れのリフォーム。ああもしたい、こうもしたいと夢はどんどん膨らみます。でも先立つものはお金。これからの暮らしを考えずにお金を使ってしまって、「ああ失敗!」とならないために、リフォームは計画的に行いましょう。
まず最初にするべきことは、いま無理なく使えるお金がどれだけあるのかを計算してみること。
通帳などから全貯蓄額をチェック。これから何と何にお金がかかるのか、しっかり計算。
リフォームをしたらレジャーが楽しめなくなった、とならないように、旅行費用などにちょっと余裕も残しておきましょう。貯蓄額からそれらの出費予定を差し引いたお金が、すなわちあなたがリフォームで使えるお金というわけです。